日本のみかんの中でも特に知名度の高い「温州みかん」。あの「有田みかん」や「愛媛みかん」も実は温州みかんの一種。温州みかんには様々な品種が存在しますが、熊本県では「肥のあかり」「豊福早生」「興津(おきつ)早生」「宮川早生」「青島温州」などの品種が主に生産されています。
温州みかんの起源は日本とされ、約400年前に鹿児島県から始まったと言われています。その美味しさと栄養価の高さから、日本全国で愛されています。
栄養と効能
- 豊富なビタミンC: 肌荒れや風邪の予防
- ヘスペリジン: 高血圧や動脈硬化の予防
- βクリプトキサンチン: 老化防止や発がん抑制の効果
特に、温州みかんの果肉の袋(じょうのう膜)には便秘改善の作用があるペクチンが多く含まれています。さらに、白いスジには、高血圧や動脈硬化を予防する効果のあるフラボノイドの一種「ヘスペリジン」が豊富に含まれています。
特徴
出回る時期は11月下旬~12月下旬。酸味が少なく、甘味が強いのが特長。果皮は濃いオレンジ色で、大きな扁球形をしています。日持ちは良好で、長期保存にも適しています。
熊本県の温州みかん
熊本県は温州みかんの生産量で全国4位を誇ります。極早生温州から普通温州まで、約7カ月にわたって出荷されています。主な栽培地域は熊本市、宇城、八代です。
今回の「熊本県産温州みかん約5kg」は、熊本の恵まれた環境で大切に育てられた温州みかんをお届けします。食べ比べて、その深い味わいと香りを是非ご堪能ください。