豊水(ほうすい)は、赤梨の名手たちが1972年に育成し、現在も愛され続けている梨の品種です。原産地の千葉県を始め、全国各地で栽培され、その生産量の多さから「梨の三水」の一角を担うほどの人気を誇っています。
豊水の特徴はその豊かな甘味と爽やかな酸味、そしてジューシーな食感。肉厚で果汁たっぷりの果肉が口いっぱいに広がり、その一切れごとに梨の魅力をたっぷりと感じることができます。サイズは一つあたり350g~400gと、食べ応えのある大きさが特長です。
色鮮やかな赤みを帯びた果皮は、ふっくらと丸みを帯びており、見た目にも美しい。重量感があり、果皮に張りがあることからその新鮮さを感じ取ることができます。品質を保つためには、冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早くお楽しみいただくことをおすすめします。
梨は軸側よりもお尻の部分のほうが甘味が強いため、くし形にカットして食べると、一口ごとに均等に甘味を感じることができます。
さらに、豊水はその甘味と酸味が絶妙に調和した味わいが特長であり、そのまま食べるのはもちろん、料理にも幅広く活用いただけます。すりおろして肉を漬け込むとやわらかくなり、独特の風味が加わります。また、砂糖で煮込んでコンポートにすると、梨の甘さと酸味が引き立ち、非常に美味しいデザートになります。
豊水は8月から9月が旬で、9月頃が出荷の最盛期です。この時期、最も美味しい豊水をぜひ一度ご賞味ください。その新鮮さと甘味を満喫していただけることでしょう。
※梨には「うるみ・みつ症」という現象が一部に現れることがあります。出荷前には検査を行っておりますが、完全には防ぎきれない場面もございます。商品にこの現象が半分以上見られる場合、寄付いただいた自治体までお知らせください。必要に応じて交換対応いたします。