
ゆうべに いちご(玉名市横島町産)(右下)

ゆうべに いちご(熊本県産)(左下)
ゆうべに いちご(熊本県産)(右下)

昭和いちご部会・JAやつしろ ゆうべに いちご(八代市昭和産)(左上)
昭和いちご部会・JAやつしろ ゆうべに いちご(八代市昭和産)(右下)
昭和いちご部会・JAやつしろ ゆうべに いちご(八代市昭和産)(左下)
| 集落・地区 | 経営体数(2020年) |
| ①横島町(玉名市) | 121 |
| ②和鹿島村(八代郡氷川町・旧竜北町) ※鹿島・鹿野・網道・島地 | 94 |
| ③玉水村(玉名市天水町) ※部田見・立花・竹崎・野部田・尾田 | 70 |
| ④小天村(玉名市天水町) | 27 |
| ⑤野津村(八代郡氷川町・旧竜北町) ※野津・河原 | 22 |
| ⑥河内村(熊本市西区河内町) ※河内・白浜・船津 | 20 |
| ⑦郡浦村(宇城市三角町) ※郡浦・中村 | 18 |
| ⑧稲田村(山鹿市鹿本町) ※石渕(石淵)・高橋・下高橋・津袋・小島 | 16 |
| ⑧滑石村(玉名市) ※滑石・小浜 | 16 |
| ⑩山田村(阿蘇市・旧阿蘇町) ※山田・小野田・小倉・小池・黒流町・今町 | 15 |
| ⑩千丁村(八代市千丁町) ※古閑出村・新牟田村・吉王丸村・大牟田村 ※八代市昭和地区を除く | 15 |

玉名平野(菊池平野)・八代平野の干拓地に経営体が多い。みかんの産地で斜面が多い海沿いの地区である、熊本市西区河内町・玉名市天水町・宇城市三角町もいちごの経営体が多い。
熊本県玉名市横島は、有明海沿岸の干拓地を含む平坦な圃場が広がる地域で、いちご栽培が進められている地域です。横島では排水性の良い圃場と温暖な沿岸気候条件を活かし、ハウスを中心とした栽培体系でいちごが生産されています。地元のいちごは「ゆうべに」や「恋みのり」など複数品種が栽培されており、減農薬栽培に取り組む生産者も存在します。冬〜春のシーズンが出荷最盛期になります。玉名市は、2020年農林業センサスでいちご経営体数が多い地区としても位置づけられており、横島はその中でも最も主要な産地として知られています。
熊本県氷川町の和鹿島地区の大部分は、江戸後期の嘉永年間に干拓された農地を基盤とする地域です。昭和29年にいちご栽培が導入され、昭和34年には八代昭和地区と共同で「八代イチゴ出荷組合」が設立されました。和鹿島のいちごは、関西・中国地方を中心に出荷されるなど、熊本県内でも歴史あるいちご産地の一つとして知られています。現在はJAやつしろの「竜北イチゴ集荷所」などの集荷・流通施設が整備され、冬〜春を中心とした出荷体系により安定した供給が行われています。
熊本県玉名市天水町は、尾田川の清らかな水や自然豊かな土壌に恵まれ、いちご栽培が地域農業の主要な作物の一つとなっています。冬〜春(11月〜5月頃)にかけて収穫される天水町産のいちごは、「ゆうべに」「恋みのり」などの代表品種を中心に栽培され、糖と酸のバランスに優れた味わいが特徴です。
