
肥後てまり(スイートキッズ) 小玉すいか2玉入(熊本市東区戸島町産)(左)
JA鹿本 立体栽培 小玉すいか(山鹿市・熊本市北区植木町産)(右下)


スイートキッズ 小玉すいか(熊本県産)(右上)
ひとりじめ 小玉すいか(熊本県産)(左下)
ひとりじめBonBon(黒皮) 小玉すいか(熊本県産)(右下)

羅皇ザ・スウィート 大玉すいか(熊本県産)(右)

だんらん 大玉すいか(熊本県産)(右上)
肥後漫遊 大玉すいか(熊本県産)(左下)
祭ばやし 大玉すいか(熊本県産)(右下)
| 集落・地区 | 経営体数(2020年) |
| ①西里村(熊本市北区・旧北部町) ※硯川・寺迫(万楽寺・立福寺・太郎迫)・五町(和泉・貢・徳王・釜尾) | 90 |
| ②川上村(熊本市北区・旧北部町) ※四方寄・楠野・改寄・鹿子木・明徳・飛田・鶴羽田・梶尾・西梶尾・小糸山・大鳥居 | 83 |
| ③菱形村(熊本市北区植木町) ※円台寺・上古閑・木留・辺田野・那知・轟 | 79 |
| ④千田村(山鹿市鹿央町) ※千田・持松・広 | 77 |
| ⑤山本村(熊本市北区植木町) ※山本・清水・色出・内・味取 | 72 |
| ⑥西合志村(合志市) ※島・上生・須屋・御代志・合生 | 64 |
| ⑥桜井村(熊本市北区植木町) ※舞尾・滴水村・平野村・荻迫・投刀塚・鐙田 | 64 |
| ⑧吉松村(熊本市北区植木町) ※豊田・大井・亀甲・今藤・平井・船島・伊知坊 | 40 |
| ⑧田原村(熊本市北区植木町) ※鞍掛・後古閑・富応・平原・鈴麦・豊岡 | 40 |
| ⑩八幡村(山鹿市) ※熊入・石・下吉田・名塚・杉 | 30 |

熊本県北部の旧鹿本郡(現在山鹿市・熊本市北区植木町)と旧菊池郡西部(合志市)に産地が多い。菊池川水系の沿線に経営体数が多いすいかの生産地が集積している。
熊本県は、すいかの収穫量において長年全国上位を維持する日本有数の主要産地であり、特に春出荷型の施設すいかの生産体系が確立された地域として知られています。なかでも熊本市北区から山鹿市南部にかけての一帯は、県内における中核的な生産地域を形成しています。本地域の優位性は、自然地理的条件に強く規定されています。地表には阿蘇火山起源の火山灰を母材とする黒ボク土が広く分布しています。
熊本市北区植木町および山鹿市と合志市は、菊池川水系の菊池川とその支流(合志川や千田川など)によって形成された砂礫層が地下に広く分布しています。この地質構造は高い透水性をもたらし、過湿を回避しやすい畑地環境を形成しています。黒ボク土は通気性・排水性に優れると同時に有機物含有量が高く、適切な施肥管理と組み合わせることで高品質な果実生産を可能にします。
また、熊本市北区旧北部町地域は坪井川水系(坪井川・井芹川流域)に位置し、阿蘇火砕流堆積物や砂礫層が広く分布する透水性の高い台地環境を形成しています。これらの地層は地下水の涵養と流動を支える帯水層を構成するとともに、畑地の排水性を高めています。
すいかは過湿を嫌い、根域の通気性が品質を左右する作物です。坪井川流域や植木台地一帯は、水が滞留しにくい透水性の高い土壌環境を備えており、こうした自然条件が熊本市北区・山鹿市一帯におけるすいか栽培の適地形成に寄与していると考えられます。
| すいかの品種の名称 | すいかの通常の大きさ | 果肉の色 |
| ひとりじめ | 小玉すいか | 赤 |
| まなむすめ | 小玉すいか | 赤 |
| スイートキッズ ※「肥後てまり」を含む | 小玉すいか | 赤 |
| ひとりじめBonBon | 小玉すいか | 赤 |
| 金色羅皇(こんじきらおう) | 大玉すいか | 黄 |
| 羅皇ザ・スウィート | 大玉すいか | 赤 |
| 紅まくら | 大玉すいか | 赤 |
| だんらん | 大玉すいか | 赤 |
| 肥後漫遊 | 大玉すいか | 赤 |
| 祭ばやし | 大玉すいか | 赤 |
