ばれいしょ・馬鈴薯(じゃがいも)

ばれいしょ・馬鈴薯(じゃがいも)

集落・地区経営体数(2020年)
①文政村(八代市鏡町)
※両出・貝洲・塩浜・宝出・北新地
54
②海東村(宇城市小川町)
※東海東・西海東・南海東・北海東
19
③御領村(天草市五和町)18
④七滝村(上益城郡御船町)
※七滝・上野・田代
9
④維和村(上天草市大矢野町)
※天草諸島・維和島
9
④富岡町(天草郡苓北町)9
⑦山西村(阿蘇郡西原村)
※小森・布田・宮山・鳥子
8
⑧泗水村(菊池市泗水町)7
⑧下矢部村(上益城郡山都町・旧矢部町)
※牧野・荒谷・白小野・万坂・藤木・勢井・柚木・猿渡・三箇・葛原
7
⑩西里村(熊本市北区・旧北部町)
※硯川・寺迫(万楽寺・立福寺・太郎迫)・五町(和泉・貢・徳王・釜尾)
6
⑩野津村(八代郡氷川町・旧竜北町) 6
⑩大原村(玉名郡南関町)
※肥猪町・肥猪・相谷・小原・豊永
6
⑩和鹿島村(八代郡氷川町・旧竜北町)
※鹿島・鹿野・網道・島地 
6
⑩白水村(菊池郡菊陽町)
※曲手・馬場楠・戸次・辛川
6
⑩中山村(下益城郡美里町・旧砥用町)
※馬場・大沢水・小市野・萱野・津留・中小路・松野原・原田・中郡・白石野・堅志田・木早河内・岩下
6
⑩波野村(阿蘇市波野)6
⑩北合志村(菊池市旭志)
※新明・伊坂・小原・麓
6

八代市鏡町の旧文政村では、北新地地区を中心に高品質なばれいしょ栽培が行われています。旧文政村の大半は江戸時代の文政時代に干拓されてますが、中でも北新地地区は大正時代に干拓された新しい干拓地で、過去には「イグサ(畳表)」をメインに生産してましたが国産畳の衰退により、現在は青果物中心の生産になります。ばれいしょの作付面積は159haに及び、県内シェア46%を誇る熊本県内最大の産地です。客土や暗渠排水などの独自の土壌改良によってミネラルが豊富な土壌が形成されており、煮崩れしにくい特性を持つ「メークイン」系品種が栽培されています。北新地地区のばれいしょは「愛ポテト」としてブランド化されており、全国に出荷されております。

宇城市小川町海東地区は、小川町の中心地から少し離れた中山間地域に位置する砂川という河川によって形成された盆地です。盆地特有の気候として、日中は比較的温暖で、夜間は冷え込みやすい環境にあります。この昼夜の寒暖差は、ばれいしょがデンプンを蓄積しやすい条件の一つとされ、品質形成に寄与しています。実際に品質の高いばれいしょが多く生産されており、青果業界においても海東産ばれいしょは高く評価されています。現在は海岸から約7km離れた中山間地域にありますが、約400年前の干拓以前には八代海の東側に位置していたことが地名の由来とされています。

天草市五和町の御領地区は五和町最大の集落であり、天草市五和支所(旧五和町役場)も所在します。熊本県内でも温暖な気候であり、長崎発祥の「デジマ」という品種のばれいしょの栽培が盛んです。